幸せについて考えてみる。

「○○だったら幸せなのにな~」

と思うことはよくあることだと思います。

例えば

「彼女(彼氏)がいたら幸せなのにな~」

「結婚していたら幸せなのにな~」

「正社員で働けたら幸せなのにな~」

「病気でなかったら幸せなのにな~」

「歩けたら幸せなのにな~」

「生きていたら幸せなのにな~」

○○は人それぞれ。自分が持っていないものに対して、持っていたら幸せなのにって思うものです。

怪我をしてしまい歩けない時は、歩けるだけで幸せなんだって思えます。でも、歩くことが簡単にできていると、それが幸せだとは思えません。

つまり、人は持っているものには幸せを感じないのに持っていないと幸せだろうなと想像するんです。

だとしたら、今持っているものそれって持っているだけで幸せなんだよってことなんです。

すると、

「生きているだけで幸せ」

「病気でないだけで幸せ」

「正社員で働けているだけで幸せ」

「結婚しているだけで幸せ」

「彼女(彼氏)がいるだけで幸せ」

となります。

つまり、幸せって絶対的なものじゃなくて相対的なものです。何かと比べることで幸せだと感じているんです。

でも、これだと幸せだったり、幸せでなかったりです。

どんな時も幸せを感じるようにしたいなら、

「私はそのままで幸せ」

と思えばいいだけです。

どんな自分であっても、それでOK、それが受容できているなら、それで幸せです。

そのためには、人と比べたり価値判断しないことです。

比較して価値判断をすると、そのままの自分でOKできなくなります。だって、自分よりも幸せそうに思える人と比べてしまい、自分が不幸だって思ってしまうから。

これって、自分で自分を苦しめているのと同じです。

他人は他人の人生を歩んでいるし、自分は自分の人生を歩んでいる。

それは、比べる必要はありませんし、比べても仕方がないのです。

他人と自分を比べるのは、赤と白、どちらがいいかを比べるのと同じことです。比べることに意味がありません。

幸せは相対的なもの。これなら幸せっていうような絶対的な基準なんてありません。

だからこそ、自分が幸せだって思えば幸せなんです。

ただ、それだけです。