気持ちの伝え方は難しいこともありますよね。

本当は、単にストレートに言えばいいんですが…。

オブラートに包んだ言い方をしたり、行動で示したりするとわかりにくいので誤解されてしまうこともあります。

例えば、好きな人にストレートに「私はあなたが好きです」と言えば、伝わります。

が、これがなかなか言えない。特に歳を重ねたり、はにかみ屋だったり、嫌われるのが怖かったりすると。

ストレートに気持ちを伝えられないのは、恐怖感があるためです。

恐怖感がないと、どんどん言えちゃうはずですからね。

「どうしたら気持ちが伝わるか?」

答えは、恐怖感があっても正直になることです。

人は恐怖感があると不正直になります。不正直になる理由は不正直になることで恐怖を感じないようにして自分を守るためです。

ですが、この恐怖感は太古の時代に狩りをしていて獣に襲われるような時には役立ちますが、単に気持ちを伝えるような場合は邪魔になります。

別に気持ちを伝えること自体、何の問題もないですから。

日頃、これは言いにくいな~と思えるようなことがあったら、言うことで感じる恐怖感に怯えてしまってるってことです。

まあ、言いにくいことをズバッと言ってしまうことで、人間関係のトラブルになることもありますからね。特に今のような敏感社会では。

だからこそ、有吉弘行さんやマツコデラックスさんのように、人が嫌がるような言葉をドンドン発するような人の人気が出るのかもしれません。

何しろ、この二人は言いたいことをストレートに言いますからね。だからスカッとするんです。

でも、逆に嫌悪感を感じる人もいます。

「言いたいことを言って人を傷つけている」と。

確かに、傷つく人もいるとは思いますが、嫌悪感を感じる人は自分で自分を傷つけていることには気づいてないのでしょう。

まあ、しょうがないのですが、これが人間関係のトラブルを複雑化させる要因だと思います。

ですが、時代の流れとしては、「気持ちをストレートに伝える」とか「自分の好きなことをする」というような正直さが、求められています。

つまり、ありのままの自分で生きるという生き方に目覚めるということですね。