苦しみとか不幸が恩寵であるというような言葉を聞いたことがあります。

意味がわからなかったのですが、ハッとわかりました。

苦しみとか不幸は、自分にとって大事なものが失われた時に感じます。

言葉を変えれば、大事なものは自分も同然。

失われたものはあきらめるしかない。覆水盆に返らずです。

つまり、自分をあきらめる、自分が失われることを受け入れることにつながります。

これは、すなわち自我をなくすことにつながり、悟りへの道とつながります。

だから、苦しみ、不幸は恩寵。

このように気付きました。

でも、たいていは自分にとって大事なもの、自分自身に執着してしまいますよね。

なかなか難しいです(*^o^*)。