「今の人生から救って欲しい」

すごく強い人はともかく、このように思うことってありますよね。

私もあります。救って欲しいってことが。

ただ、自分を救えるのって結局は自分だけです。

もちろん、他人や会社や国などが人を助けるために力を貸すことはできますが、それって外側から救っているだけで、内側ではないんです。

本当に救われたいのは、外側ではなく内側です。そして内側が救われたら、外側が変化します。

たとえば、シングルマザーのお母さん。一人で子育てが大変です。長時間労働ができないし、雇ってくれるところは低賃金。

だから、生活保護を受けないといけない。子供は将来どうなるんだろう。私は一人で子供を育てられるんだろうか。私が死んだらこの子は生きていけるの?。

不安、心配、苦しみ。つらくていっそ死んだ方が楽かも…。

実際にこんな状況の人もいると思います。

このような状況をどうしたら救えるでしょう。

・国や地方自治体の支援
・近隣の理解
・会社の支援
・家族、知人や友人の助け

こういうものがあると、だいぶ楽になるはずです。

でも、これらがあっても不安や苦しみのすべてを解消できるわけではないです。

「私は無力だから子供を一人じゃ育てれない」

こう信じていると、どんなにたくさんの支援があっても最後は、「やっぱり無理」ってなります。

「私は無力だから子供を一人じゃ育てれない」を「私なら子供を一人でも育てられる」にするにはどうしたらいいでしょう。

それは、「私が子供を一人でも育てられる」と思えるように自分を変えることです。

つまり、自分を変えることが自分を救うことになります。そして、自分を変えることができる唯一の存在は自分です。

もちろん、他からの援助や励ましも自分を変えるために役立ちますが、自分を変えられない根っこの部分は自分の中にあるんです。

だから、自分を救えるのは自分です。

逆に言えば、自分が変われば自分を救えるってことです。

シングルマザーでも、はつらつと生きているお母さんがいますが、こういう人は意識的&無意識的に自分を変えています。

稼げない自分を稼ぐ自分に変え、気弱な自分を強い自分に変え、できない自分をできる自分に変えています。

自分を変えることで自分を救えるのは、シングルマザーの母親に限ったことではなく、誰でも同じです。

注意点ですが、自分が自分を救える存在だからといって、何もかもを自分で頑張れという意味ではありません。必要なサポートは受けるべきですし、受けた方がよいです。

ここで言いたいことは、「自分の内面(考え方、価値感、信念、思い込み)を変えることは自分にしかできない」ってことです。

そして、内面を変えることで、外(経験、人生、運命)が変わっていくということです。