悩みはつきないのが人間ですが、悩みは自分で創り出していることに気づくと楽になります。
例えば、外見の悩み。
これは、歳をとってくると気にならなくなるのですが、若い時は気になります。
なぜかというと、見た目がよいと好かれる。見た目が悪いと好かれない。こう信じていて、好かれたいという欲求があるためです。
だから、好かれるためには見た目がよくないといけない。
でも、自分は見た目がよくないから、きっと嫌われるだろう。だから、嫌われるだろうって想像してつらくなってしまう。
このつらさを味わい続けてしまうことが悩みの正体です。
こういう悩みのメカニズムがわかると、悩みの原因が自分で作り出している信念であるとわかります。
ただこの信念(見た目がよいと好かれる。見た目が悪いと好かれない)は集合意識としても根強くあるので、自分だけこの信念を変えようとしても変えるのは難しいでしょうね。
無理やり、「見た目が悪くても好かれる」と信じ込むことは無理ですしw。
だとしたら、欲求の方を制御する方がいいかもしれません。
つまり、好かれたいという欲求です。
これをなくすことはできないでしょうが、弱めることはできます。
例えば、
誰からも好かれたい ⇒ 好かれない人がいてもいい
好きな人から好かれたい ⇒ 好かれる時もあるし好かれない時もあっていい
こんな風に好かれたいという欲求を弱めれば、外見にはそんなにこだわらなくなるのではないでしょうか。
歳をとって外見が気にならなくなるのは、好かれようという欲求が減っているからだと思います。
好かれたらそれは、歓迎するけど無理して好かれようとは思わないというスタンスですね。
このように悩みというのは、自分で創っているので自分次第で対処ができます。
なので、もし悩みが自分以外の誰かや何かが創っているって信じたら、神頼みで悩みを解消するしかないかもしれません^^。