家庭問題が生じるメカニズムが鋭く考察されている本。

かなり衝撃的な話しもある。

悲惨な事件が生じた時、人はそれを自分ごとには考えないが、一歩間違えると自分の家でも起きる可能性が十分ある。

ある意味、日本社会のベースにある問題までさらけ出されている。

ただ、読んだ後、スッキリとする本ではなく、「自分と向き合うこと」や「家族と向き合うこと」の大事さを突きつけられている感じがしました。

さらに深く理解するために再読したいと思える本。