エックハルトトールさんの著作「世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルな教え」。

Stillness Speaks

先日、紹介した「超シンプルな悟り方」に並ぶ名著です。

邦題は「世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルな教え」になっていますが、英語では、Stillness Speaks、直訳すると「沈黙が語る」。

この本の中で、私達が何かを端的に言葉で表現しています。

ただし、言葉はすべてレッテルに過ぎないので実際に自分で体験することでそれを実際に感じるのがエックハルトトールさんの本意です。

悟りについてはたくさんの人が昔からいろいろな言葉を語ってきました。

私もネット、本、セミナーなどを通して、いろいろ経験をしてきましたが、エックハルトトールさんほど、わかりやすく説明してくれている人はいません。

何も隠さずにできるだけわかりやすく伝えようとしてくれているので、好感が持てますし、正直な人柄がにじみ出ています。

読み終わって何が大事なのか思い出せないのですが、また読みたいと思わせる魅力があります。

今思い出せる言葉は、

・今ここがあるだけ
・ありのまま
・エゴは放っておく
・いかなる経験も過ぎ去る
・いかなる現実も受け入れる

などなど。

読むと意識に変容が起きるので、読むたびに気づきがいろいろあると思います。

Stillness Speaks、沈黙は思考のようには語りません。

ですが、沈黙の中で気づきがあり、その気づきが恐ろしいほど的を得たもので、まさに叡智と呼ぶのにふさわしいものです。

この本は、単に読んでよかったと思うものではなく、この本を読むことで意識に変容をもたらし悟りに近づくためのきっかけになるように思えます。