「今ここ」って知ってますか?

多くの人にとって、「今ここ」ってよく聞く言葉でもありますよね。

仏教、禅の世界、スピリチュアルの世界においてですがw。

でも、一体どういう意味なのでしょうか?

早速、「今こことは」でググって見ましたw。

今の時代とても便利です。

すると、これだけ出てきました。


・ただ認識し判断や思考をしない。
・根源的実在自身が在ることに目覚め気づき現れているポイント
・ひとつの意識でありすべて
・時間や場所ではなく存在
・現実の世界
・全ての瞬間を自分で選択して生きる
・全体意識、普遍意識
・時空間を超えこの幻想世界を映し出す永遠無限のスピリットがそれ自身が在ることに目覚め気づいているポイント
・宇宙全体のこと
・自己有用感、過去に感謝し未来を楽しむ
・「世界の全て」であり「仏」であり「真の自己」
・没頭せずしてその状態になる
・無心、無思考のこと
・正念相続、サマーディー、成りきる
・体験の世界があるところ
・自分は今ここにいる(ただ生きている感覚)
・「自己」および「他己」の「心身脱落」
・潜在意識に注文を出せる入り口、窓口に立つ状態になる
・ココロとカラダを一致させること
・本当の自分(生命であり、人生を生み出す源であり、完全に開かれた愛と知恵)
・過去でも未来でもなく「今この瞬間」に意識を集中
・瞬間、瞬間のこの現実
・etc


いやー、解釈がたくさんありますね~。

これだけあると、「今ここ」を知りたい人は迷ってしまうかもしれませんw。

さすが分離の世界。人の数だけ、定義が作れちゃうかも。

「今ここ」とは?

私がどう考えるかを書きたいと思います。

今の時点の考えなので、将来変わる可能性がありますけど^^;。

「今」とは、この文章を書いている(タイプしている)今も今だし、過去も今だったし、未来も今です。

私達人間が現実を経験しているのは常に今です。今しかありません。

つまり、今=過去~現在~未来、すなわち全時間、永遠ってことです。

「ここ」とは、私が今この瞬間にいる場所、私達が過去にラーメンを食べた時の場所もその人から見れば常にここだし、私達が未来に自宅でテレビを見ている場所もその人から見ればここ、・・・。

つまり、私達人間が現実を経験している場所は常にここです。ここしかありません。

つまり、ここ=すべての場所、あらゆる空間ってことです。

ですので、「今ここ」は全時空間になります。

そして、全時空間の中にはあらゆる生物(人も含め)、あらゆる物質、あらゆる非物質も入っていて、こららすべては今ここです。

「へぇ~、そうなんだ。でもだからなんだって言うんだ」

こう思うかもしれません。

実はこの全時空間こそが「私(達)」です。

つまり、

今ここ=私(達)

ってことなんです。

でも、普通これを実感を伴って感じれないので、こうは思えないわけです。

ただ、これは真実です(少なくとも私の中ではw)。

でも人はいくら真実だと言ってもそれを信じれないまたは理解できないと真実とは思えないでしょう。

「今ここにいなさい」とは

自分自身でありなさいという意味になります。

つまり、ありのまま。

まあ、誰でも常にありのままだし、ありのまま以外にはなってませんけどね。

ここで注意しないといけないことがあります。

それは、今こことしての私(達)は、自我(つまりエゴとしての私)とイコールではないです。

自我とは今こことしての私(達)が、今こことしての私(達)を観る(経験する、生きる、成長する、etc)ための現れです。

つまり、今こことしての私(達)は、自我としてのたくさんの私を通し常に観ているんです。

言葉にするととても説明しづらいですね。

私はこれを裏付ける理屈として、半田広宣さんのヌーソロジーが役立つと考えています。

仏教、禅、スピリチュアルの世界でも今ここについて似たようなことを語っているのですが、観念的であり理論的ではないです。

常に、感じることで片付けています。

対してヌーソロジーは、こうだからこうなのだという理屈で語ります。

なのでヌーソロジーを学ぶことで、悟りとか今こことか仏教や禅の世界での話しをより詳細により理論だって体系的に理解できると思います。